FC2ブログ

風の子そだち園

精一杯のヒント

みなさんこんにちは!
近頃はいっそう日差しが強くなってきましたね~。
日焼けは半分諦めているプーさんですが、少なくとも変な焼け方はしないよう気をつけています


さて、今日はひとつエピソードをご紹介したいと思います。
先日の比良合宿での出来事です。


新年度になり、少しばかりグループの体制も変わり、“誰が僕・私を見てくれるんだろう、一緒に活動してくれるんだろう”と不安に思う利用者の方が多いこの時期。
私がいつも一緒に活動しているCさんも同じ気持ちを抱えていました。そんな中での比良合宿。


初日は上機嫌で色々な職員に遊びを求め、すすーっと近付いてちょんちょんと腕を引っ張り、よく職員を呼ぶ姿が見られていたCさん。
銭湯や誕生日会など好きなプログラムもあり、キャハハハ!と笑いながらダンスをしたり歌を歌ったりして、楽しんですごしているなあと私も嬉しく思っていました。

しかし、就寝してから夜中~明け方にCさんは目を覚まし、泣き叫び始めたのです。声を掛けても治まらない大きな声。
じっくり話をしようと一緒に部屋を出る間際、Cさんは、「みんなのー!」と大きな声で言った後、なんと私の名前を呼んだのです。
以前から、たまに「みんなのー!」と発することのあったCさんですが、これまでその続きを言ったことはありませんでした。


その言葉に、私はハッとしました。
“どうして私(Cさん)だけの○○さん(私)になってくれないの!!”というCさんの思いが、その一言に表れていると感じたからです。

Cさんは、もちろん色々な職員と遊べて楽しいという思いは持っていたと思いますが、食事やお風呂の準備に動く私の姿や他の利用者さんと私の関わりなどを見て、寂しい思いも感じていたのでしょう。

私はCさんの気持ちを改めて言葉にし、寂しかったのかな、私の方からもっと遊びに来てほしかったのかな、私が離れてしまうのかと心配だったのかな…など話すと、いつも一緒に遊ぶ一言を言ってキャハハハ!と笑顔になりました。


Cさんは寂しい思いで夜も眠れなかったのだと思います。心のモヤモヤがなくならず、泣くことしかできず、でも、大事な一言を勇気を出して私に伝えてくれました。そんな小さなヒントもCさんにとっては大きな精一杯なんですよね。

これからも、一人一人が発する精一杯のヒントを見逃さないようにしていきたいです*



by プーさん

 | HOME | 

プロフィール

風の子そだち園

Author:風の子そだち園
職員が持ち回りで、その時に思ったこと感じたことを綴っていきます。
【ホームページ】風の子そだち園

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

職員 (172)

検索フォーム

QRコード

QR

リンク